愛犬をご長寿犬にしたいのは
飼い主共通の願いでしょう。
しかし私達が犬と生活する上で、
無意識にも犬の寿命を縮めかねない
要因を作っている場合があります。
あなたはこのような行動に心当たりありませんか?
犬の寿命を縮めてしまうNGな飼い方10か条
①不衛生
犬を飼う環境や犬の体を不衛生にしていると
愛犬がアレルギーを発症したり、
皮膚トラブルや感染症になる恐れがあります。
犬のフケや抜け落ちた体毛は
ダニの格好の餌となるので、
犬を飼育する家庭はハウスダストの原因となる
ダニが増えやすい傾向にあります。
特に室内犬は愛犬の生活範囲はもちろん
家の中を全体的にこまめに掃除しましょう。
また愛犬の体も日常的なブラッシングや
定期的なシャンプーを行いましょう。
ちなみに毎日のブラッシングは
愛犬の健康観察にも役立つんですよ。
②散歩の量や質が悪い
散歩の時間が足りないと運動不足になり
肥満の原因にもなります。
またストレスも解消しきれません。
それにいつも単調な散歩だと
マンネリ化して脳への刺激が足りず
脳の老化も早まり認知症を引き起こす可能性もあります。
散歩には犬種ごとに適切な時間をかけて、
合間で飼い主と遊ぶ時間を設けたり、
コースを変えてマンネリ化しないように
工夫することをおすすめします。
③ドッグフードの質が悪い
どんなドッグフードでも健康に寿命を全うできる
丈夫なわんちゃんもいますが、
みんながみんなそうではありません。
例えばドッグフードに含まれる食材に
アレルギーがあったり、添加物や穀類を
上手く消化できずに常にお腹の調子が悪い
わんちゃんも少なくありません。
食事は健康と最も繋がりが深いものなので
相性のいいフードを与えましょう。
相性のいいドッグフードは、愛犬の
- 便の柔らかさ・頻度
- 毛艶の良さ
- 涙やけの有無
- 食いつきの良さ
などから総合的に判断できます。
ちなみにわが家の9歳の愛犬はこのドッグフードで
毛並みツヤッツヤになりました。
↓↓↓
タンパク質のレベルが違う!元気になれるシニア犬用フードです。
④人間の食べ物を与える
これは言語道断です。
人間向けに調理・味付けされたものは
犬には塩分が多すぎます。
また、玉ねぎやチョコレートのように
人間には無害でも犬にとって命の危険となる
食材があることも忘れてはいけません。
⑤口内や歯のケアを怠る
口の中の健康状態は体の健康状態の
バロメーターです。
口内を不衛生にしていると歯周病になったり
様々な菌に感染する恐れがあります。
歯周病が悪化し歯が抜けると
硬いフードが食べられなくなります。
また口の中の菌が体内へ蔓延すると
ほかの病気の原因にもなります。
そうならないためにも歯磨きや口腔ケアを
しっかり行いましょう。
⑥しつけと称して叩いている
過度なしつけは犬にとって恐怖以外の
何者でもありません。
叩く相手が怖いから犬は言うことをきくように
なりますが、心からの信頼関係は築けません。
犬はとても賢い動物なので
叱るタイミングさえ間違わなければ
叩かずともしつけは可能です。
叩かれることでストレスをためている
わんちゃんが長生きすると想像出来ますか?
⑦犬の体に負担をかける生活環境
たとえば、室内犬の場合、
滑りやすいフローリングの床では
愛犬の足腰に負担がかかります。
とりわけシニア犬の場合は、
玄関や階段、ソファなどのわずかな段差でさえも
何度も上り下りすれば体に負担をかけます。
また室外犬の場合ですと短い綱につながれて
極端に行動範囲が制限されていたり、
人や車の往来が多い場所に小屋があると
ストレスが溜まり精神衛生上よくありません。
水場が近いと夏には虫刺されで
感染症のリスクも高まります。
⑧寒くても暑くても雨でも嵐でも外で飼う
昔は夏も冬も室外で飼育されている
わんちゃんをよく見かけました。
しかし今は昔とは違います。
猛暑や寒波、異常気象などなど
気候が大きく変化しています。
犬は我慢強い動物なので寒くても
暑くても必死に堪えようとしますが
体にダメージがあるのは明白です。
室外犬でも特に気候が厳しい場合は
玄関先に入れるなど愛犬の負担を和らげる
対策を行いましょう。
⑨心休まるパーソナルスペースがない
例えば小さな子がいて眠っているわんちゃんを
かまっていませんか?
広い室内でぽつんと1匹、頻繁に長時間の
留守番をさせていませんか?
どんなに可愛がっているわんちゃんでも
心が休まる時間を作ってあげないと
ストレスを抱えてしまいます。
そうならないために、室内に愛犬専用スペースを
設けましょう。
例えばサークルで囲んだスペースにクレートや
ベッドをおいてワンコのパーソナルスペースを
作るだけで不安から逃れられる場所ができて
ストレスが軽減しますよ。
⑩家族に喫煙者がいる
タバコの副流煙は人間にも悪影響ですが、
体の小さな犬ならなおさらです。
喫煙者がいる場合は分煙を徹底しましょう。
また、タバコや灰皿は犬に届かない場所に
保管する習慣をつけてください。
誤飲すると命にかかわるほど危険です。